今週頂いたお花は、アザミと白いリンドウで、葉の濃いグリーンが紅白を引き立ててくれる素敵な花束です。
アザミは、一輪に見える花のところが頭花で、花びらのような細長い筒状の花の集合体です。
葉っぱは、深い切れ込みのある特徴的なもので、トゲトゲしていて、手入れの時にちょっと痛いですが、花瓶の水をグングン吸って元気に咲いてくれています。
水の吸い上げが悪くなった2本も、茎全体を水に浸しておいたら再び真っ直ぐピンと伸びてくれました。
この図案は、「野の花 Wild Flowers(英語版)」に掲載されている作品で、国内外を問わず人気があります。
あざみは300種ほどあり、日本には80種以上あると言われていて、馴染み深い花なのです。
白い部分は、フレンチナッツステッチで、花が咲いているのを表現しています。
こちらの作品は、「コルティナ・ダンペッソにて」という16枚シリーズの中の1枚で、刺繍画集「花の旅Ⅰ」に掲載されています。
紫がかった赤い花は、初夏から晩秋まで長く咲きます。
漢字では「薊」で、キク科アザミ属。
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