赤い小振りなアジサイかしらと間違いそうな「サンタンカ」、漢字は「山丹花」と書きます。
和名は「イクソラ」といい、こちらで親しんでいる方も多いかもしれません。
中国からマレーシアが原産のエキゾチックな花ですが、日本には江戸中期、琉球を通して入ってきたと言われています。当時は、三段花(サンダンカ)と呼ばれていました。
筒状の小さな花が集まって半円状に咲くサンタンカ。
シバ神にこのお花を供えたことから、サンスクリット語のシバ神の意味をポルトガル語に訳してサンタンカとなりました。
この作品は、シンガポールでのスケッチから生まれたもので、ブーゲンビリアとペアで描かれました。
個人的にはまだあまり馴染みのなかった頃にこの図案を見て、花色が強くて、葉っぱもしっかりしていて、オレンジがかった赤が印象的、熱帯の花らしいなぁと思いました。
最近は、花屋さんで見かけることも多くなり、身近な花に変わりつつあります。
青空の似合う元気な花に仕上げて下さいね
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