酔蝶花(すいちょうか)とか風蝶草(ふうちょうそう)という優雅な別名を持つクレオメと鶏頭、ミズヒキの組み合わせ。
母 植木良枝がこの図案を描いた時、祖父が教えてくれた花魁草(おいらんそう)という認識でいたようです。ですから30年近く「おいらんそう」という作品名です。
私も子供の頃からずっと、花魁の簪(かんざし)に似た長いしべが特徴と思い込んでおりましたが、数年前から、もしかしてクレオメ!?との疑いを持ち始め、花の形が筒状ではないので、今はその思いが大きくなっています。
展覧会を機に、作品名をクレオメ、風蝶草、酔蝶花のいずれかに変更しようかと。「花の刺繍画」としては漢字優先で、風蝶草、酔蝶花・・・フウチョウソウ科なので、風蝶草かしら。
この作品を刺繍したのは本部サロン教室 師範免状の節さん。
節さんは、絵画もお得意。だから弊教室が目指している「糸で自分らしい絵を描く」という王道を進まれていて、毎回、ノビノビと元気なお花を咲かせて、節ワールドを表現しています。
タイトルに関しては、今回は、節さんのご希望に合わせたいと思います♪
本部サロン教室 師範免状の節さんの作品
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