永福町の祖父が丹精していた庭に、姫菖蒲が植えられている場所がありました。
そこには姫菖蒲と撫子、石菖、石竹、クローバーと、およそ庭師では考えられない組み合わせで、微笑ましくなってしまう♪
そこが、とても刺繍図案向きだったのかもしれませんね!
姫菖蒲は、小振りの菖蒲で、放っておいても毎年忘れずに咲いてくれた優秀な子たちでしたが、増築でその部分が無くなってしまうということで、鉢に植え替えました。
ノビノビと庭に植えられていたのが、急に狭く浅いところに移されて、数年は頑張っていましたが、年を追うごとに少しずつ減って、今はもう、一株になってしまいました。
この一株も、咲く年と咲かない年があって、咲くと嬉しくなります(^^♪
この作品を見ると、一気にその時代の庭に戻った気分になり、家族の庭アルバム的な存在です。
「姫菖蒲」
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