花綴り

植木刺繍の上手の基準って?

花の刺繍画家 植木万紀子です

朝から抜けるような青空で 本当に気持ちの好い朝晴れ

こんな日は 朝の外掃除で 桜や梅の葉がたくさん落ちていても

葉っぱ観察しながら楽しめる🍂

 

☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★

 

 

刺繍の上手下手はどこで見るのかと よく質問を受けるびっくり

ご自分が良いなーって思えるものが 良いと思えばいいのでは、、、!?

 

一口に刺繍って言っても

植木刺繍のように自由なものと

クロスステッチのように規則正しいものとは

求めるものが違いますよね!?

 

クロスステッチの先生曰く

正確に同じ大きさ、糸の引き方、方向など

ルールに則れば上出来になる、、、とのこと

 

植木刺繍は とても自由度が高いので

基本的なルールはあるけど超少なめひらめき電球

 

ステッチが整っているよりも

少し刺し目に難があっても

動きがある作品の方が

素敵に見えると思うのです照れ

 

私のその感覚を証明してくれたのが

美術評論家の 故瀬木慎一先生キラキラ

植木「花の刺繍画」展に来て下さり

会場の全部を見て下さって

コメントがあった生徒さん作品は1点ビックリマーク

刺繍の技術的にはわからないけれど

これは名作だね~

 

先生がコメント下さった1点は

刺繍の刺し方としては もうちょっと

丁寧に刺して欲しいんだけどなー

でも それを感じさせない魅力がある

と 私が密かに思っていた作品

 

その時から私の感覚に更に自信を持ち

植木刺繍の中で ですが

ただ美しく仕上げるのではなく

ご自分が見ていて嬉しくなる出来栄えに

仕上げて頂くようにと心掛けています

 

刺し方が上手い下手よりも

個性があって

動きがあって

ご自分が気に入っていらっしゃる

それが植木刺繍の上手の基準

 

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