花綴り

花の刺繍画で「野の夏」

まだ梅雨明けせず、かなり涼しい日が続いておりますが、明日からは天気は回復しないまでも暑くなるとのこと。蒸し暑いのは苦手ですが、夏が来ないのも寂しい気がしますね。湿気のない暑さが来ますようにと願いながら

気分を夏に!

 B-632「野の夏」作品サイズ26×33㎝

 

文化出版局から刊行された花刺繍シリーズ第6巻「応用図案集Ⅰ」に掲載された野の花の応用図案。

花刺繍第1巻「野の花」にそれぞれ単体、野原あざみ、水引、露草、うつぼぐさが載っており、それを組み合わせたもの。

基礎的なサテン、ロング&ショート、アウトライン、ストレート、フレンチナッツステッチが入っていて、葉の部分に刺し分け(縫い分け)で葉脈を出す効果の習得も入っています。

いろいろな花を組み合わせるというのは、難しいと言われていて、この図案は発表された1984年当時、女性だけでなく男性にも、こんな表現が刺繍でできるのだということで大反響!

日本画の世界の方々にも高く評価され、花の刺繍画が、手刺繍から芸術にアップするきっかけになったと、美術評論家の先生方に励まし背中を押して頂きました。

何気ない野草が、こんなにも生き生きとクローズアップされて、楽しい図案です♡ キット販売しておりますので、是非お試し下さいませ!

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