キボウシはアジア原産で、夕方につぼんでしまう一日花です。
ユリ科の植物で、少し湿り気のあるようなところでグングン育ち、可愛い筒状の薄紫の花を咲かせます。
結構いろいろなところに植えられているのですが、花が目立たないのか見過ごされることが多いようです。
つぼみが、手すりや橋の欄干などの柱の頭に付けられる頂のとがったねぎの花のような飾り、擬宝珠(ぎぼし・ぎぼうしゅ)に似ていることから、命名されました。
イギリスでは、いろいろな形や色があるという理由で、花よりも葉っぱの方が人気でガーデニングによく使われます。
この作品は、第1カリキュラムで35年以上使っている図案で、これを制作する頃には かなり上達しているので楽しく刺繍できるようです。
残念ながら、ここでもギボウシが主役・・・というわけではありませんね。
今度、ギボウシがメインの図案を描いてみましょうか。
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