花綴り

黄色の薔薇

黄色の薔薇の入った花束を頂戴しました。
薔薇は、花の中の女王様とも言える、どなたでもご存知のお花ですね。

1867年にフランスの育種家が人工的に掛け合わせ四季咲きの大輪の薔薇「ラ・フランス」を作りました。新しい花姿「ハイブリッド・ティーローズ」という新しいグループの始まりです。これ以降、作り出された薔薇を「モダン・ローズ」として、それまでの薔薇「オールド・ローズ」と区別されるようになりました。
私達が、現在、薔薇と思い描く花の形は、ほとんどが「モダン・ローズ」と思われます。
一季咲きと四季咲きがありますが、主に「オールド・ローズ」は一季咲きで「モダン・ローズ」は四季咲きが多いです。

薔薇の作品は、どのお色の図案でも飾り勝手が良いので人気があります。
季節を問わず飾れるお花であること、そして黄色の場合は金運を呼ぶ色ということで、お玄関に飾ることを目的として刺繍される方が多いようです。

H-60 『薔薇四題 Ⅰ』

黄色の薔薇で一番お奨めはこの作品。
大輪とつぼみがバランス良く入っていて明るい雰囲気が気に入っています。
壁にかけても棚において飾ってもパワーをくれる一品だと自負しております。

J-4 『バラと霞草(黄)』

こちらは、かすみそうと組み合わせたブーケ風。
紺地の布色が花を浮き立たせてくれるので、存在感タップリ。難しい花形であるにもかかわらず刺繍しやすいのが特徴です。
35年前に描かれて以来ずっと安定した人気を保っている図案です。

Q-53 『薔薇一枝』

1日講習会でも1年を通して人気の作品。
刺繍する順番さえきちんと理解すれば、初心者の方でも上手く仕上がる自慢の図案です。
こちらの作品は、薔薇の色をお好きな色に変更することができます。
ピンクや赤、白、オレンジも可愛いです。

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