早春に咲くミツバツツジから始まり遅咲きのさつきまで、かなり長い期間にわたり、いろいろな種類の躑躅が順番に咲いて私達を楽しませてくれます。
躑躅には常緑のものと落葉のものがあり、ミツバツツジは葉が出る前に咲きます。
これが咲き始めると、桜と同様に、春が来たなぁ、と思いウキウキします。
レンゲツツジは、つぼみがれんげの花に似ている事から名付けられたとのこと。
大きめの花をつけて艶やかですよね。
キリシマツツジは、花が小さくて一重咲で可愛らしいのですが、ハッキリした色のものが多くてたくさん咲き揃うととても力強く変身して華やかな印象になります。
さつきは躑躅のシーズン最終章で咲く園芸品種。江戸時代から、他の躑躅より遅い皐月の頃に咲くということで、区別されるようになったらしいです。
これは『彩色(さいしょく)』という題名が付けられた作品です。図案を描く時に、自宅にあった躑躅から1種類を選ぶことができず、3つの躑躅を組み合わせた作品になりました。
左の2つはキリシマ、 右がレンゲです。
刺繍で、躑躅のロート形を表現するのにはちょっとしたテクニックが必要。
小さなキリシマツツジから始めてレンゲツツジで完成させると、上手に咲かせることができるはず。
トライしてみませんか?