梅雨の頃に咲いて楽しませてくれる紫陽花。
咲き始めると、こんなに多くの場所に植えられていたのね・・・と驚くほど、
いろいろな所で目を引きます。雨に濡れていても、晴れ間でも美しく咲いていますね。
手まり型のものの総称が「紫陽花」で、それ以外のものが「ガクアジサイ(ヤマアジサイ)」と区別されることが多いようです。
土壌が酸性だと青味が強くなり、アルカリ性だと赤味が強くなると言われていますが、もともとの色に因るとか、肥料などでも左右されるという説もあります。
その色の変化から、七変化と呼ばれ、花言葉が「移り気」とか「心変わり」とか付けられて、ちょっとかわいそう。
紫陽花の花、花びらと考えがちな4弁の部分はガクで、装飾花(中性花)というものです。
手まり型の紫陽花は、全部が装飾花(中性花)ということになります。
では、花はどこ? ガクアジサイだとわかりやすく、4弁の大きな装飾花(中性花)の間に見える小さな玉の部分が花、両性花です。
庭の紫陽花は、垣根のすぐ裏に植えてあるためか、太陽の光を少しでも浴びようとしているかのように、2メートルを超える高さまで伸びて垣根の上から顔を出しています。けな気な感じです。咲き終わったら、すぐに手入れをしてあげようっと。