折々に頂戴する花束。
今回は、とてもゴージャスな大輪のダリアとクルクマの組み合わせです。
ダリアの名前をお聞きするのを忘れましたが、花が黒っぽい赤のベルベットのような質感で12cmくらいの大きなものなので、おそらく「黒蝶」ではないかと思います。
うっとり眺めてしまいました。
子供の頃、夏の花壇には必ずダリアが植えられていたけれど、最近はあまり見かけないような気がします。
でもそれは、ダリアの品種がとても多くて、ダリアと認識していないからかもしれません。
ダリアは夏のイメージでしたが、昨年の秋に、紅葉を見るために植物園に行ったら、ダリアが満開でした。
なぜ???と思ったら、ダリアはキク科ダリア属なので、秋まで咲き続けているようなのです。
日本に入ってきたのは江戸時代で、インド経由で入ってきたらしく、「天竺牡丹」と呼ばれていました。
ダリアは、一目ではダリアとわからない、いろいろな形の種類があります。
ポンポン咲き(ボール咲き)、デコラ咲き、アネモネ咲き、カクタス咲き、オーキッド咲き、スイレン咲き、シングル咲き、ピオニー咲き、コラレット咲き・・・
本当に楽しみの多い花だということがわかります。
小さなものから大きな花まで、 組み合わせてみたら、素晴らしく元気になる花束ができます。
これは1982年に描かれたものですが、ビタミンカラーの花束は、今も絶大なる人気で、夏から秋を飾ってくれる自慢の図案です。
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