葉の色が鮮やかで、長い期間花壇を華やかに彩ってくれるコリウス。
「コリウス(コレウス)」とは、ギリシャ語で「鞘」のことで、花つきやオシベの形が刀の鞘に似ているから、この名前になったとされています。
シソ科の植物で、和名は、「錦紫蘇」又は「金襴紫蘇」と言います。
お花は小さくて、シソ科特有の穂状花序で、可愛らしいのですが、花としては目立たないので、やはり目を引くのは葉っぱですね。
葉の大きなものから小さなものまで、種類も多く、観賞用として親しまれています。
単色に近いものもありますが、やはりインパクトのあるのは色が赤と緑が混ざったものや強い黄色やピンクの入ったような、大胆カラーの組み合わせのものですね。
日当たりが良い場所に植えると花が良く咲きますが、半日陰で育てる方が、葉の色が美しく保てるそうです。
この作品は、庭に植えられていたコリウスをモデルにした作品です。たくさん植えられていて、夏から秋にかけて色あでやかに楽しませてくれました。
長く植えられている間に、葉の色を少しずつ変化させてくれるので、同じ株なのに違うもののような印象を受けることもあって、興味深い葉っぱたちです。