花綴り

紅葉-もみじ

秋になると緑から様々な赤や黄色に変化してワクワクさせてくれるモミジ。
実はモミジというのは、紅葉(こうよう)するカエデ科の総称で、紅葉する現象そのものを指しています。

P-32 『紅葉』

自宅のもみじは、染井吉野の下に生えていて、大きく伸びようとすると桜の木とぶつかるために枝を伐られてしまう少々可哀想な立場です。
せめて程好く枝を間引きして小さいながらも格好いい姿にと考えていますが、なかなか思うような形になってくれません。

11月中旬から紅くなり始め12月に入って一気に変化が加速し、この一週間で葉が半分の量に散りました。でもまだ緑の葉も少し残っていて、黄色味の強いものや鮮やかな赤、ワインレッドや黒っぽい赤まであって、午前、午後、夕方と光の変化と共に刻々と違う印象を与えてくれます。

H-3 『落葉三題 Ⅲ』

染井吉野と反対側のもみじの足元にドウダンツツジが植わっていて、色付いた桜ともみじとドウダンツツジの葉がじゅうたんのように敷き詰められているのは、色とりどりで、とても美しく『錦秋』『錦繍』ピッタリですね。

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